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技術支援
オムロン(株)産機コンポ統轄事業部岡山EMCセンタの試験所承認取得について
外観オムロン株式会社 産機コンポ統轄事業部 岡山EMCセンタは2001年10月23日付けで試験認証機関(TÜVプロダクトサービス)より「EMC試験所」としての承認を取得いたしました。

今後は岡山EMCセンタで製品を評価し、その結果をもとに、ヨーロッパEMC指令に対する認証機関の適合証明を取得することができます。

これまで外部の試験所を利用していた場合と比較して、新商品の開発期間短縮、柔軟なスケジュール対応、および評価費用の削減において、大幅な改善を行うことができます。
なお、今回の承認取得では、オムロングループの商品を対象としています。



設立の背景
昨今の高度情報化通信時代にあって、電子機器のEMC品質は重要になってきています。特にヨーロッパへの電子機器・装置の 輸出については、EC指令に適合する(CEマーキングに対応する)ことが必要になっています。オムロンにおいても、ほとんどの 製品にCEマーキングを表示しており、この表示を行うためには製品がEMC規格に適合する必要があります。この適合確認には専 用設備が必要であるため、以前は社外の試験機関を利用していました。

しかし納期、およびコスト面での課題により、EMC規格で要求される項目全てを評価できる設備として、2000年11月に岡山EMC センタを設立し運営してきました。




承認取得
EMC規格に対する適合性評価においては、国家や認証機関からの認定・承認取得ではなく、自らが適合性を評価・宣言を行う「自 己適合性」が認められてます。しかしながらオムロンでは、自己適合確認に対する客観性、および 信頼性を高めるために、認定機関/第三者機関に適合確認することを方針としています。

このような状況とともに、開発期間の短縮、および費用削減など開発生産性の向上が求められる経営環境の中で、岡山EMCセンタの 試験所承認の取得を進めてきました。そして2001年9月に試験認証機関の審査を受け、10月23日付けで証明書を受理しました。



試験所承認について
試験所承認では、国際規格「ISO/IEC17025−試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項」により審査が行われます。この 規格は中立で公正な試験結果を提供するために、試験所が備えるべき事項を示しており、ISO9000シリーズに基づいた品質システム、 及び試験を実施する能力が要求されます。そこで岡山EMCセンタでは2001年4月からこの規格に対応した品質システムに」より運営し てきました。




今後の展望
今後、岡山EMCセンタでは、開発生産性、及び品質の向上について次のような活動を行います。
(1)開発生産性の向上
EMC対応技術を蓄積することで設計の早い段階から反映させ設計変更・修正をなくし、効率的な試験・評価と合わせて開発期間を短縮する。

(2)品質の向上
EMC評価をタイムリーに実施し、最適設計を実現し製品の性能、及び信頼性を向上させる。
量産段階における商品のEMC性能に対する傾向管理の強化を通じて、より確実な品質保証を実行する。


岡山EMCセンタの設備概要
主な施設(測定室)は、下の4種類で試験項目を各部屋に分散し、試験効率の良い構成としています。また日本のVCCI及びアメリカのFCC に設備登録を行っています。
  1. 10m法電波暗室:主にEMI放射電界測定に使用
  2. 小型電波暗室:主に放射電界イミュニテイ試験に使用
  3. 測定室1、2(2基):各電波暗室の測定室で、暗室用の設備を設置し測定する。
  4. シールドルーム1、2(2基):イミュニテイ試験に使用する。


レイアウト
レイアウト 10m暗室
10m暗室
10m扉
10m扉
10m扉
10m扉
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